心惹かれる巨石の力、日本の巨石・奇石のパワースポットを巡る旅へ

「なんだか最近疲れているな…」
「どこか心が洗われるような場所へ行きたいな」。
そんな風に感じているあなたへ。

めぐり

こんにちは!
旅行とパワースポットが大好きで、その魅力に取り憑かれている私が、日々感じた「イイね!」や素敵な場所をご紹介していくブログへようこそ。

毎日頑張っている皆さんが、この記事を読んで少しでもホッとしたり、「行ってみたいな」ってワクワクしてくれたら、とっても嬉しいです。

さて、今回は私たちの心の奥深くに、なんだか語りかけてくるような「巨石」の不思議な魅力について、一緒に見ていきたいなって思います。

目次

なぜ私たちは巨石に魅了されるの?太古の記憶と現代の癒し


大きな石って、ただそこにあるだけなのに、なぜか目が離せなくなったり、心が落ち着いたりしませんか?

巨石は、その圧倒的な存在感と、気の遠くなるような時間の記憶を通じて、私たちに「すごいなぁ」という気持ちと、不思議な安心感を与えてくれる気がします。
だからこそ、忙しい毎日でちょっとお疲れ気味の心を、優しく癒やしてくれる特別な力があるのかもしれませんね。

昔から、人々は自然が生み出した大きな石に対して、何か特別な感情を抱いてきたみたいです。
それはきっと、人間には到底作れないような巨大さや、雨風に耐えてきた時間の重み、時にはその神秘的な形からくるものなのでしょうね。

科学が進んだ今でも、私たちが巨石の前に立つと、言葉ではうまく説明できないような、不思議な感覚に包まれることってありますよね。

地質学的に見ると、巨石は何億年もの時間をかけて地球の活動によって形作られた、まさに「地球のカケラ」みたいなもの。

そう考えると、なんだかロマンを感じませんか?

それに、一部の巨石からは微弱な磁場が出ていることもあるそうで、それが私たちの体に何かいい影響を与えてくれている…なんてこともあるのかもしれません。

スピリチュアルな視点から見ると、巨石は「大地のエネルギーがギュッと詰まった場所」とか、「神様が宿る特別な岩(磐座:いわくら)」として、昔から大切にされてきました。

人々は巨石にそっと触れたり、その近くで静かに祈ったりすることで、自然の大きなパワーと繋がって、心や体を清めたり、元気をもらったりしてきたんですね。

例えば、日本全国には、神社の御神体として大きな石が祀られているところがたくさんありますよね。
それに、海外のストーンサークルみたいに、昔の人が巨石を使って何かお祭りをしたり、星を眺めたりしていたんだろうなって思わせる遺跡も世界中にあります。

こういう場所って、今でもたくさんの人が「パワーをもらえそう!」って訪れる人気のパワースポットになっています。

もしかしたら、私たちが巨石の前に立った時に感じる懐かしさや、心がスッとするような感覚は、私たちの遠い遠い記憶が呼び覚まされるからなのかなって、そんなことも思ったりします。

だから、巨石は私たちにとってただの「大きな石」じゃなくて、時を超えて何かを語りかけてくれる特別な存在。
日常のちょっとした悩みや忙しさから離れて、自分自身と向き合うきっかけをくれる、大切な癒やしのパワースポットなのかもしれません。

その圧倒的な姿は、私たちに「自然ってすごいんだなぁ」って改めて感じさせてくれて、小さなことでくよくよしていた気持ちを、どこかへ吹き飛ばしてくれるような気がします。

日本の巨石ものがたり:神々が宿る岩々を訪ねて

私たちの国、日本にも、昔からずーっと大切にされてきた大きな石がたくさんありますよね。
そこには、自然を敬って、自然と一緒に生きてきた日本人の優しい心が、今も息づいているような気がします。
日本の巨石たちが、私たちにどんな物語を語りかけてくれるのか、ちょっと耳を澄ませてみませんか?

日本の巨石への想いは、自然そのものを神様みたいに大切にしてきた「磐座(いわくら)信仰」っていう言葉によく表れていると思います。

めぐり

磐座信仰とは、日本古来の自然崇拝の一形態で、岩(磐座)やその他の自然物(山、森、滝など)に神が宿ると信じる信仰のことです。

大きな石は、神様が天から降りてくるときの目印だったり、神聖な場所との境目だったりして、昔の人たちの生活や祈りの中心にあったんですね。

日本の豊かな自然の中で、ひときわ目立つ大きな石は、昔の人たちにとって「すごいなぁ」って思う対象であると同時に、毎日の生活にもすごく身近な存在だったみたいです。

山や森、海辺なんかにポツンとある大きな石は、神社の御神体として大切に祀られたり、神様のいる神聖な場所を示す印になったり、あるいは「今年もたくさんお米がとれますように」「魚がたくさん獲れますように」って祈る対象になったりしてきたんですね。

日本の巨石信仰の根っこには、あらゆるものに神様が宿っていると考える、優しい心があるように思います。
木や山や川、草花といった自然のもの全部に、何か特別な力が宿っているって考える中で、特に大きくて、ちょっと変わった形をしている巨石は、もっと強い力を持つ存在、あるいは神様そのものみたいに感じられたのかもしれませんね。

例えば、奈良県桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ)は、三輪山っていう山全体が御神体なんですけど、その山の中にはたくさんの磐座があって、昔からの信仰の姿を今も感じることができます。
特に山頂近くにある「奥津磐座(おきついわくら)」は、すごく神聖な場所とされているんですよ。

日本の巨石パワースポット、何か共通点はあるのかな?

日本の巨石パワースポットを巡っていると、いくつか共通する特徴があるような気がします。

  • 一つは、「自然とのハーモニー」
    多くの巨石は、周りの木々や風景とすごく自然に溶け込んでいて、その場所の一部として大切にされてきた感じがします。
    人工的に何かを加えたりしないで、ありのままの姿を尊重している姿勢が素敵だなって思います。
  • 二つ目は、「神社やお寺とのつながり」
    たくさんの巨石が、神社の境内やお寺の敷地にあって、注連縄(しめなわ)が張られていたり、鳥居が建てられたりして、「ここは神聖な場所ですよ」ってはっきりわかるようにされていますよね。
    これは、昔からの日本の自然を大切にする気持ちが、後から伝わってきた仏教とも仲良く手を取り合って、受け継がれてきた証なのかなって感じます。
  • 三つ目は、「伝説や神話とのロマンチックな結びつき」
    多くの巨石には、「神様がちょっと腰掛けた石だよ」とか、「昔々、鬼が投げた石なんだ」とか、「有名な英雄が隠れた場所らしいよ」みたいに、いろんなお話や神話が残っています。
    こういう物語が、巨石をさらに神秘的にしていて、人々の「大切にしよう」っていう気持ちを深めてきたのかもしれませんね。
    例えば、天照大御神の神話に出てくる「天岩戸(あまのいわと)」だって言われている場所は、日本のあちこちにあって、たくさんの人が訪れるパワースポットになっています。

こんな風に、日本の巨石はただの大きな自然物っていうだけじゃなくて、人々の祈りや文化、歴史と深ーく結びついて、その土地の人たちによって大切に守り伝えられてきたんですね。

日本の巨石は、神様が宿る神聖な場所として、そして自然の大きさを象徴する存在として、昔から日本人の心のどこか拠り所みたいになってきたのかなって思います。

その背景には、自然と一緒に生きて、あらゆるものに神様が宿るって考える、日本ならではの豊かな心の文化があるような気がします。これらの巨石を訪ねることは、なんだか日本のルーツに触れる、素敵な旅になるかもしれませんね。

一度は訪れたい!日本の厳選巨石パワースポット巡り

日本全国には、思わず息をのむような迫力があって、不思議なエネルギーに満ち溢れている巨石パワースポットがたくさんあるんですよ。

どこか「呼ばれている」ような気がする場所があったら、ぜひ足を運んでみてほしいなって思います。
ここでは、私が特に「行ってよかった!」と感じた場所をいくつかご紹介しますね。実際にその場の空気に触れてみると、きっと忘れられない体験になると思います。

日本各地にキラ星のように点在する巨石パワースポットは、それぞれに違った魅力とストーリーがあって、訪れる私たちに深い感動や癒やし、そして「明日も頑張ろう!」って思えるような新しい気づきをくれる気がします。

日本の巨石パワースポットって、どうしてできたのか、どんな伝説があるのか、周りがどんな景色なのかによって、一つ一つが全然違う個性を持っているんですよね。
火山の噴火で生まれた不思議な形の岩たち、神話の舞台になった神聖な岩、昔の偉い人のパワーを感じる大きな石のお墓などなど…。

その背景を知ると、その場所のエネルギーをもっと深く感じられるような気がしませんか?

こういう場所を訪れるのって、ただの観光じゃなくて、自分自身とゆっくり向き合ったり、自然のすごさを改めて感じたりする、すごく貴重な時間になると思うんです。

鬼押出し園(群馬県):浅間山の火山が生んだ、アートみたいな奇岩の絶景

鬼押出し園(群馬県):浅間山
鬼押出し園(群馬県):浅間山
  • こんなところが素敵!: 1783年に浅間山が大噴火した時に流れ出た溶岩が、冷えて固まってできた場所なんです。
    まるで自然が作り出したアート作品みたいに、不思議な形の岩がゴロゴロ広がっています。
    黒くてゴツゴツした溶岩石がどこまでも続いている景色は本当にすごくて、地球の力強さを肌で感じられるような気がします。
    園内には遊歩道があって、奇岩の迫力をすぐそばで楽しめますよ。
    高台にある浅間山観音堂からは、浅間山がバーンと見渡せて、その雄大な景色に心がスーッとします。
  • パワースポットとしては…: 火山のものすごいエネルギーがギュッと詰まっている場所なので、力強いパワーを感じられるって言われています。
    それに、観音様もいらっしゃるから、厄除けとか、何か良いことが起こるかも?
    なんて期待もできそうですね。
  • 行ってみるなら: 歩きやすい靴で行って、自然が作り出した不思議な形をじっくり楽しんでみてください。
    特に新緑の季節や紅葉の時期は、黒い溶岩と木々の色のコントラストがすごく綺麗ですよ。

天岩戸神社(宮崎県):神話の舞台!天照大御神が隠れたと言われる聖なる場所

天岩戸神社(宮崎県):神話の舞台
天岩戸神社(宮崎県):神話の舞台
  • こんなところが素敵!: 日本の神話で、太陽の神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素盞鳴尊(すさのおのみこと)のいたずらに心を痛めて隠れてしまったっていう「天岩戸」を、ご神体として祀っている神社なんです。
    西本宮と東本宮があって、西本宮の拝殿の裏手にある断崖の途中に、天岩戸だって言われる洞窟があるんですよ。
    神職の方に案内してもらうと、天岩戸を遠くから拝むことができる場所へ行けます(残念ながら撮影はできないんです)。
    あと、岩戸川を挟んだ向かい側には、たくさんの神様たちが集まって相談したっていう**「天安河原(あまのやすかわら)」**があって、そこにある無数の石積みが、なんとも言えない神秘的な雰囲気なんです。
  • パワースポットとしては…: 日本の始まりの物語に触れられる、すごく神聖な場所ですよね。
    だから、新しいスタートを切りたい時とか、何かお願い事がある時に、パワーをいただけそう。
    天安河原で石を積んでお願い事をするのも有名ですよ。
  • 行ってみるなら: とっても神聖な場所なので、静かに、敬う気持ちで参拝するのがいいかなって思います。
    天安河原へは少し歩くので、歩きやすい格好がおすすめです。

石舞台古墳(奈良県):古代のミステリーに包まれた、巨大な石室

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石舞台古墳(奈良県)
石舞台古墳(奈良県)
  • こんなところが素敵!: 7世紀の初め頃に造られたと言われている、日本で最大級の四角い古墳なんですけど、今は上にあった土がなくなっちゃって、大きな横穴式の石室がむき出しになっています。
    全部で約2300トン、天井の石だけでも約77トンもあるっていう大きな石を組み上げて造られた石室は、本当に迫力満点!中に入ることもできるんですよ。
    誰のお墓なのかは、蘇我馬子だっていう説が有力みたいですけど、はっきりとはわかっていなくて、謎が多いのもロマンチックですよね。
  • パワースポットとしては…: 昔の偉い人のものすごいパワーと、当時の進んだ土木技術を感じられる場所です。
    石室の中はひんやりしていて、独特の静けさと厳かな空気に包まれています。
    歴史のロマンと、石が持つどっしりとしたエネルギーを感じられるんじゃないでしょうか。
  • 行ってみるなら: 春には桜、秋には彼岸花が周りを彩って、景色もすごく綺麗です。
    石室の中は少し暗いので、足元に気をつけてくださいね。

熊野古道の巨石群(和歌山県・三重県):修験道の聖地にひっそりと佇む、神聖な岩たち

  • こんなところが素敵!世界遺産にもなっている「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部、熊野古道沿いには、たくさんの大きな石や変わった形の岩があって、昔から修験道の人たちが修行をしたり、信仰の対象にしたりしてきたんです。
    特に有名なのは、熊野那智大社別宮飛瀧神社の御神体である「那智の滝」!
    あの滝自体が、実は巨大な一枚の岩なんですって。それに、神倉神社の「ゴトビキ岩」もすごい迫力です。
    こういう巨石たちは、自然の厳しさと美しさ、そして神聖な空気感を、今も私たちに伝えてくれているような気がします。
  • パワースポットとしては…: 厳しい自然の中で修行を積んだ修験者さんたちの、強い精神みたいなものが宿っている場所だから、心も体もスッキリ浄化されたり、新しい自分に生まれ変わるような、強いエネルギーをもらえそう。
    自然と一つになるような感覚を味わえるかもしれませんね。
  • 行ってみるなら熊野古道は山道も多いので、歩きやすい靴と服装で行くのがおすすめです。
    それぞれの巨石にまつわる伝説や歴史をちょっと調べてから行くと、もっと楽しめると思いますよ。

立石寺(山寺)(山形県):断崖に立つ古いお寺と、不思議な形の岩々

  • こんなところが素敵!: 860年に慈覚大師円仁っていう偉いお坊さんが開いたと言われている天台宗の古いお寺で、正式な名前は宝珠山立石寺って言うんです。
    松尾芭蕉「閑さや岩にしみ入る蝉の声」っていう有名な句を詠んだ場所としても知られていますよね。
    山の斜面に点在しているお堂は、長ーい石段を登ってたどり着くんですけど、その道の途中や境内には、風や雨でできた不思議な形の岩がたくさん見られます。
    特に五大堂からの眺めは、もう最高ですよ!
  • パワースポットとしては…: 厳しい自然の中に建てられたお寺なので、修行の場のキリッとした雰囲気が色濃く残っています。
    岩にしみ入るような静けさの中で、心を落ち着けて、自分自身とゆっくり向き合えるんじゃないでしょうか。
    よくない縁を切って、良い縁を結んでくれるっていうご利益もあるみたいですよ。
  • 行ってみるなら: 根本中堂から奥之院まで、なんと1015段もの石段があるんです!
    だから、体力と時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
    登りきった後の達成感と、そこから見える景色は、本当に格別ですよ。

これらはほんの一例ですけど、日本にはまだまだ魅力的な巨石パワースポットがたくさんあります。
自分の「なんだか気になる!」っていう直感を信じて、ピンと来た場所を訪れてみるのがいいかもしれませんね。

火山のエネルギー、神話のロマン、古代のミステリー、修験道の精神、そして息をのむような絶景と静けさ…。
日本の巨石パワースポットは、それぞれが違う物語を持っていて、私たちにいろんな感動や癒やしをくれる気がします。ぜひ、あなたのお気に入りの場所を見つけて、その場のパワーを全身で感じてみてくださいね。

巨石からパワーをいただく!心と体を満たす過ごし方

せっかく巨石パワースポットに行くなら、その場所が持っている素敵なエネルギーを、心と体でしっかり感じたいですよね。ちょっとした心構え一つで、巨石との出会いがもっともっと深いものになるような気がするんです。
一緒に、心が豊かになるような過ごし方、見つけていきませんか?

巨石パワースポットでは、まず「お邪魔します」っていう敬意と、「ありがとう」っていう感謝の気持ちを持つことが大切かなって思います。そして、五感をフルに使って、自然とゆっくりお話しするような気持ちで過ごすと、心も体も満たされて、明日への元気をもらえるんじゃないでしょうか。

巨石パワースポットって、ただの観光地っていうよりも、昔から人々が祈りを捧げてきたり、神聖な場所として大切にしてきたりしたところが多いですよね。
だから、訪れる時はちょっとだけ敬意を払って、その場の空気を大切にする心構えが、なんだかんだで一番大事な気がします。

それに、巨石や周りの自然が静かに発している細やかなエネルギーを感じるためには、いつもの忙しい日常から少し離れて、心を静かにして、目や耳、肌で感じることを意識してみるのが効果的みたいです。

そうすることで、目には見えない素敵なパワーを受け取りやすくなって、深い癒やしや「あ、そっか!」っていう気づきを得られるかもしれませんね。

訪れる時の心構えと、ちょっとしたマナー

みちびきさん

日本のパワースポットを愛するみなさんなら大丈夫だと思いますが…念のため!

  • 「ありがとう」の気持ちを忘れずに: まずは、その場所に無事に来られたこと、そして長い長い時間そこにあり続けてくれている巨石や自然に対して、心の中で「ありがとう」って伝えてみませんか。
    「お邪魔します」っていう謙虚な気持ちで接するのが、きっと素敵だと思います。
  • 静けさを大切に、そっと寄り添う感じで: パワースポットは、たくさんの人が癒やしを求めていたり、自分と向き合うために訪れたりする場所ですよね。
    だから、大きな声でおしゃべりしたり、他の人の迷惑になるようなことはしないで、静かにその場の空気感を味わうのがいいかなって思います。
  • 自然を汚さない、来た時よりも美しく(くらいの気持ちで!): ゴミは必ず持ち帰るのはもちろん、植物を折っちゃったり、石に何か書いたりするのは絶対にダメですよね。
    自然の一部である巨石やその周りの環境を大切に思う心、持っていたいですね。
  • その場所のルールを尊重して: 神社やお寺だったら参拝の作法を守るとか、立ち入り禁止の場所には入らないとか、その場所にあるルールや案内に従うのが、お互い気持ちよく過ごすための基本かなって思います。

巨石との向き合い方:五感をいっぱい開いてみよう!

めぐり

石舞台古墳で、昔々(江戸時代ぐらい?わからないです…)の人が大きな岩の上に登っている写真のポストカードを書いました。もちろん今は登れませんよ!いいなあ、昔の人は羨ましいなんておもっちゃいましたが、これからの世代に素晴らしいものを同じようにみてもらうためには、仕方のないことです!

  • 見る(目で楽しむ): 巨石の形、色、表面のザラザラ感、周りの景色とどんな風にマッチしているか…そんなことをじっくり観察してみるのも楽しいですよ。
    光の当たり方や天気によっても、全然違う表情を見せてくれたりします。
  • 聞く(耳を澄ませる): 風の音、鳥のさえずり、木の葉がサラサラ揺れる音、水の流れる音…周りの自然の音に、そっと耳を澄ませてみませんか。
    時には、巨石が何か静かに語りかけてくるような、そんな不思議な感覚になることもあるかもしれません。
  • 触れる(肌で感じる): もし触っても大丈夫な場所だったら、そっと巨石に手を触れてみるのもいいかもしれません。
    ひんやりとした感触だったり、ザラザラした質感だったり、なんだか温かく感じることもあるかもしれませんね。
    でも、神聖なものとして大切にされている場合は、むやみに触らないように気をつけたいですね。
  • 嗅ぐ(香りを味わう): 木々や土の香り、雨上がりのしっとりした匂い…その場の空気の匂いを感じてみるのも、すごくリラックスできますよ。
    深呼吸すると、もっと気持ちいいです。
  • 感じる(心でキャッチする): 頭で「こう感じるべき!」って考えるんじゃなくて、心がどう感じるかを大切にしてみませんか。巨石の前に立って、目を閉じてゆっくり深呼吸してみるのもおすすめです。
    何か温かいもの、力強いもの、すごく安らぐ感じ…無理に何かを感じようとしなくても大丈夫。
    ただ、その場所に自分がいることを楽しんでみてください。

瞑想や深呼吸も、試してみる価値ありかも

もし周りの状況が許すなら、巨石の近くで数分間、静かに座って瞑想したり、ゆっくり深呼吸したりするのも、すごくいい時間になると思います。
心を落ち着かせて、意識を自分の内側に向けてみると、巨石のエネルギーと、もっと深く繋がれるような気がします。

深呼吸のちょっとしたコツ: 鼻からゆーっくり息を吸い込んで、お腹をふくらませます。
そして、口からさらにゆーっくりと息を吐き出して、お腹をへこませていく感じ。
これを何回か繰り返すだけで、なんだか心が落ち着いてくるのを感じられると思いますよ。

持ち帰りたいのは、素敵な「心の思い出」

巨石パワースポットから持ち帰りたいのは、形のあるお土産だけじゃないですよね。

  • 感動と記憶: 巨石の大きさに圧倒されたり、その美しさに感動したり、その場所で感じた清々しい気持ちやワクワクした気持ちを、心のアルバムにしっかり残しましょう。
  • 気づきと新しい自分: 日常からちょっと離れることで得られた、新しい発見や「私ってこうだったんだ」みたいな気づきを、大切に持ち帰りたいですね。
  • スッキリした気持ちと元気パワー: 心も体もリフレッシュされて、「明日からまた頑張ろう!」って思えるような、前向きなエネルギーをいっぱいチャージして帰りましょう。

巨石パワースポットで過ごす時間は、自分自身とゆっくり向き合って、自然の大きな力に触れる、本当に貴重なひとときだなって思います。
マナーを守って、五感を大切にしながら巨石と対話することで、きっと心からの癒やしと、豊かなエネルギーをもらえるはず。
その素晴らしい体験を、ぜひ毎日の元気の源にしてくださいね。

まとめ:巨石の語りかける声に耳を澄ませて

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
日本や海外の巨石パワースポットの魅力、そして巨石が私たちにそっと与えてくれる何かについて、色々と綴ってきました。

皆さんの心に、大きな石たちが静かに、でも力強く語りかけてくるメッセージ、少しでも届いたでしょうか?
「なんだか、巨石に会いに行きたくなっちゃった!」なんて思ってくれたら、すごく嬉しいです。

巨石パワースポットを訪れることって、なんだかタイムスリップして地球の古い記憶や、昔の人たちの祈りに触れるような、そんな旅なのかもしれません。

そして、それと同時に、私たち自身の心と深く向き合う、とっても大切な時間にもなる気がします。
だからこそ、日常に新しい風を吹き込んでくれたり、優しい癒やしをくれたりするんじゃないでしょうか。

巨石って、何億年もの間、ずーっとそこにあり続けているんですよね。
その気の遠くなるような時間の長さを思うと、なんだか私たちの毎日の悩みなんて、ちっぽけに思えてきませんか?
忙しい毎日の中でつい忘れがちになっちゃうけど、もっと大きな視点があるんだよって、そっと教えてくれているような気がします。

それに、多くの巨石は昔から祈りの対象として大切にされてきた歴史があって、そこにはたくさんの人たちの願いや感謝の気持ちが、いっぱい詰まっているんですよね。
そういう場所に自分の身を置くと、自然って本当にすごいなぁって改めて感じて、自分の中の素直な気持ちに気づかされたりします。

これまでご紹介してきたように、海外のストーンヘンジやウルルみたいな、ものすごく大きな巨石群も、日本の神社で大切にされている磐座や、山の中にひっそりと佇む不思議な形の岩も、それぞれが違うストーリーを持っていて、私たちに何かを語りかけてくれているみたいです。

ある人は、巨石の圧倒的な存在感に、ただただ感動して言葉を失うかもしれません。

ある人は、その場の静けさの中で、心が洗われるようにスッキリして、悩んでいたことが軽くなるのを感じるかもしれません。

またある人は、巨石にそっと触れた時に、不思議な温もりを感じて、勇気や元気をもらえるかもしれませんよね。

どんな体験をするかは、きっと人それぞれ。
でも、共通しているのは、巨石が私たちに何か特別な「気づき」をプレゼントしてくれるっていうことなんじゃないかなって思います。

それは、自分自身をもう一度見つめ直す時間だったり、自然の素晴らしさへの感謝の気持ちだったり、あるいは歴史や文化への興味が湧いてくることだったり…。
巨石パワースポットは、私たちにそういういろんな種類の「心の栄養」を与えてくれる、素敵な場所なんですね。

ぜひ、あなたも「なんだか気になるな」って思う巨石パワースポットがあったら、思い切って足を運んでみてください。
そして、ただ目で見るだけじゃなくて、五感を全部使って、巨石が語りかけてくる小さな声に、そっと耳を澄ませてみてほしいなって思います。

きっとそこには、あなただけの特別な発見と、心がじんわり温かくなるような時間が待っているはずです。
巨石との素敵な出会いが、あなたの毎日を、もっともっと豊かで穏やかなものにしてくれることを、心から願っています。

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
また次回のブログで、素敵な何かをシェアできたら嬉しいです!

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